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【2015-3Q決算①】 遊技機関連メーカー決算考察@w@! [決算考察]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

だいぶ遅くなってしまいましたが、今回から遊技機関連メーカーの3Q決算考察を
お送りします。では早速みていきましょう(`・ω・´)


藤商事
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■平成27年3月期第3四半期決算(平成26年4月1日~平成26年12月31日)
売上高    : 485.08億円 (進捗率: 97.0%)
営業利益  :  83.24億円 (進捗率:166.5%)
経常利益  :  83.99億円 (進捗率:168.0%)
3Q純利益  :  52.94億円 (進捗率:160.4%)

■今期会社予想(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
売上高    : 500.00億円
営業利益  :  50.00億円
経常利益  :  50.00億円
通期純利益 :  33.00億円

■業績考察
3Qは「CR地獄先生ぬ~べ~」を3200台、「CRアレトロン」を800台、増産した
「リング呪いの7日間」を7200台、「アレジン」を23000台、その他に甘デジなど
を販売し、これまでの累計はパチンコ機が90550台、パチスロ機が44150台と
なりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
fujisyouji_20150215_v1.PNG
※販売台数が決算資料と異なりますが、合算値から振り分けているためデス。

「CR地獄先生ぬ~べ~」が在庫限りの旧枠(売切り)だったため3200台の導入
に留まりましたが、パチスロ規制強化前の駆込み需要で「アレジン」が販売目標
を大幅に上回り、3Q決算を強く押し上げました。稼動自体は残念な結果に終わり
ましたが、「リング呪いの7日間」は21000台まで伸びており、今のところ藤商事
に対するホールさんの評価はやや悪いぐらいで収まっています。

4Qは「CR暴れん坊将軍怪談」と「CRくのいち彩」に加えて、甘デジ仕様の「CR
リング運命の日」の3機種となっており、そこそこの販売台数が見込めそうデス。
これまでの決算から藤商事の損益分岐点は約27000台と考えられ、特に4Qは
利益を落としやすい傾向にありますが、それでも純利益で38億円(PER9.6倍)
から43億円(PER8.5倍)は確保できるとみています(`・ω・´)

ただ、この利益水準を来期にスライドして考えることはできず、本来の適正PERを
出すには特需分を割り引いて想定しなければなりませんが、会社予想の純利益
33億円で計算しても11.1倍であり、遊技機メーカーのなかでは最も割安デス。
自分は3Q決算後に買い増しして6500株になりましたが、1万株ぐらいまでポジ
ションを引き上げても良いかな?と思っています。流動性を加味すると持ち過ぎな
気もしますが、短期では考えてないので問題ないでしょう。

最近の藤商事はIR活動にも積極的で、昨年12月の「野村IR個人投資家フェア」
に続いて、来月開催される「東証IRフェスタ」にも新規出展するらしく、松元社長に
時価総額(=株価)を意識する姿勢が伺え、そういった点も高く評価しています。
たぶん「東証IRフェスタ」には参加すると思うので、質問リストを作って社員さんに
あれこれ聞いてみるつもりデス((((;゜Д゜)))


SANKYO
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■平成27年3月期第3四半期決算(平成26年4月1日~平成26年12月31日)
売上高    : 1135.10億円 (進捗率:66.0%)
営業利益  :  109.10億円 (進捗率:56.8%)
経常利益  :  115.11億円 (進捗率:55.1%)
3Q純利益  :   69.96億円 (進捗率:49.3%)

■今期会社予想(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
売上高    : 1720.00億円
営業利益  :  192.00億円
経常利益  :  209.00億円
通期純利益 :  142.00億円

■業績考察
3Qは、「CRヱヴァンゲリヲン9」を102700台、「蒼穹のファフナー」を19900台、
「CRFクィーン」を12200台、「CRF倖田來未4」を23500台、「CR浜崎あゆみ」
を23600台、「CRFスターウォーズ」を13000台販売し、これまでの累計台数は
パチンコ機が248057台、パチスロ機が48056台となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:無
sankyo_20150215_v1.PNG
※営業利益には遊技機事業以外の損益も含まれています。

2Q決算では-41.62億円の赤字を計上したSANKYOですが、3Q以降の新台
ラッシュで19.6万台を売り上げ、+69.96億円の大幅な黒字に転換しました。
この3ヶ月間だけで111億円を稼ぎ出し、想定を上回る強い決算になりましたが、
販売目標が共に4万台だった「CRF倖田來未4」と「CR浜崎あゆみ2」がそこまで
伸びなかったことを考えると、もう少し上の決算を見込んでいたのかもしれません。

4Qは「CRF真花月」、「CRFパワフル」、「CRF機動戦士ガンダム」、甘デジ仕様
の「CRヱヴァンゲリヲン9」、「CRF涼宮ハルヒの憂鬱」で5機種ほどありますが、
甘めに想定してみても12万台程度しかなく、下方修正は避けられない情勢デス。
PERは予想純利益の142億円で計算して31.9倍という高水準であり、ここから
の売りはあっても買いという選択肢はないでしょう。

先日の自社株買いについても、業績レンジの上限いっぱいに設定したまま会社に
引き取らせている時点で全然フェアじゃないし、期末にかけて下方修正するような
ことがあれば、インサイダーの疑いも否定できません。このまま誤差の範囲として
修正せずに突き通すのか、SANKYOの対応に注目デス((((;゜Д゜)))


セガサミーホールディングス
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■平成27年3月期第3四半期決算(平成26年4月1日~平成26年12月31日)
売上高    : 2675.12億円 (進捗率: 75.9%)
営業利益  :  162.64億円 (進捗率:101.7%)
経常利益  :  162.21億円 (進捗率:108.1%)
3Q純利益  :  -0.24億円 (進捗率:赤字のため対象外)

■今期会社予想(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
売上高    : 3700.00億円 ⇒ 3525.00億円 (下方修正)
営業利益  :  180.00億円 ⇒  160.00億円 (下方修正)
経常利益  :  170.00億円 ⇒  150.00億円 (下方修正)
通期純利益 :   40.00億円 ⇒ -130.00億円 (下方修正)

■業績考察
3Qは「CR北斗の拳6」を132000台、「サラリーマン金太郎」を37154台販売し
12月末までの累計台数はパチスロ機が130191台、パチンコ機が225783台
となりました。

≪遊技機販売の進捗状況≫ 計画見直し:有(2回目)
segasammy_20150215_v1.PNG
※営業利益には遊技機事業以外の損益も含まれています。

1月5日に解禁された「サラリーマン金太郎」が工場出荷ベースの3Q計上となり、
その分として37154台、残りの4846台を4Q決算で計上するようデス。当初は
5万台の販売目標を掲げてましたが少し届かず、今週導入される「アラジンA2」
も8万台から71532台へ見直され、3Q決算に合わせて通期見通しも下方修正
されています(´・ω・`)

2Q決算に引続いて2度目の下方修正となりましたが、赤字自体はグループ構造
改革による一時的な損失計上であって、あまり気にしなくても良いレベルでしょう。
ただし、膿を出し切るだけで利益があがるほど現在の遊技機市場は甘くなく、V字
回復できるかは今後リリースされる機械にかかってきます。

株価は自社株買いが好感されて上がっているものの、本質的な買いとは言えず、
業績に期待して買われるようになるのは、まだまだ先のことでしょう。高値掴みの
まま塩漬けにしているので上がってくれたら嬉しいですが、今のセガサミーに買い
たくなるような魅力は1つもないと思います>w<;

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最後に、遊技機関連メーカーの株価指数を見ておきましょう。数値は2月13日の
終値で算出されており、評価は進捗率や今後の業績見通しを考慮しています。
yuugikikanren_20150215_v1.PNG
今回、藤商事を6点にしましたが、買い増ししたから上げたのではなくて、上げた
から買い増ししています。あとオーイズミを上げて、SANKYOを減点しました。

次回は、「遊技機関連メーカー3Q決算考察(その2)」をお送りします@w@ノシ

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SANKYOのインチキ自社株買いで株価はどう動いたのか@w@? [株日記]

【注意】ブログ&HPの内容による利益損益に関しては、一切の責任を負いません。
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いやぁ~どうもです。

SANKYOが3Q決算に合わせて、600万株(もしくは300億円)の自社株買いと
それに伴う自己株式600万株の消却を発表しました。普段の出来高が30万株も
ない銘柄の大規模な自社株買いということもあって、株価に与えるであろう絶大な
インパクトから、期待に胸躍らせる投資家も少なくなかったようデス。

決算説明会の資料にも、株主還元策の一環として大きく書かれています@w@;
sankyo_20150208_v2.PNG
これを受けて翌日の株価は大きく上昇し、ランキング上位に名前が出てくるぐらい
の大賑わいとなりました。300億円÷600万株=約5000円という投資家心理が
働いたこともあり、更なる上値を狙って買い増しした人も多かったと思われます。

しかし実際は市場から買い付けず、東証の立会外取引き(ToSTNeT-3)による
取得分だけで全ての枠を使いきるインチキ自社株買いでした((((;゜Д゜)))
sankyo_20150208_v3.PNG
まだ誰が売ったのかわかりませんが、600万株も持っている人なんて限られるし
普通に考えて、会長一族が売り抜けるために計画された自社株買いだったことは
間違いないでしょう。結果として、高値で買わされた投資家は会長一族がより高く
売り抜けるための燃料とされ、そして新たに株主となってSANKYOの資産も食い
潰されるダブルの痛みを負うことになりました。

決算についてもあまり褒められるような業績でなく、3Qでは19.6万台を売上げ
ましたが、販売計画からして4Qは11万台程度になる見通しであり、通期目標を
達成できずに下方修正する可能性もありそうデス。このままでは今でも投資家の
間で語り継がれる、「上方修正後に親族が売りまくって、数ヵ月後に下方修正!」
というインチキ行為で信用を失ったフィールズのようになるかもしれません。

ただ、今回の自社株買いは過去のものに比べて取得条件が良すぎたこともあり、
昔からSANKYOを売買してきたベテラン投資家なら十分回避できたと思います。
sankyo_20150208_v6.PNG
こうしてみると一目瞭然ですが、短期で株価を持ち上げたいとの思惑が手に取る
ようにわかる取得条件であり、市場から買付るつもりなら計画性がなさすぎデス。
たぶん誰もが取得金額の大きさと取得期間の短さに注目していて、あとはこれを
チャンスと見るか、胡散臭いと見るかで投資判断が分かれたと思いますが、これ
までの実績を記憶していれば、大量消却を考慮しても参戦は控えるでしょう。

最後に、インチキ自社株買いで株価がどう動いたのか見ておきましょう(`・ω・´)
sankyo_20150208_v5.PNG
実は600万株(約279億円)を売り抜けた翌日に、追加で200万株(約88億円)
を売り抜けています。税金対策等の様ざまな理由も考えられますが、オーナーで
あり経営者である毒島会長が手放した株をそうそう買う気にはなれないよね。

■追記(2015/2/16)
毒島会長が売り抜けたのは800万株ではありませんでした。詳しくは大量保有
報告書をみてから訂正しますが、おそらく2日間で500万株程度と思われます。

次回は、「遊技機関連メーカー3Q決算考察(その1)」をお送りします@w@ノシ

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